愛知県名古屋市天白区、豊橋木工アップライトチェア、カリモクニュースタンダード、マルニ60、天童木工、伊千呂の家具の取扱店として営業しているホーミィルーム スタイルです。

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2018-10-20 :

豊橋木工の工場見学へ行ってきました!

10月17日水曜日に、子どもたちの姿勢を守る椅子「アップライト」を作っている豊橋木工へ工場見学に行ってきました。

豊橋木工の工場は、キャベツ畑や風車が見えるようなのどか~な場所にありました。
住所では豊橋市ですが、工場から少し歩いたら田原市なんだとか。

豊橋木工では、家具を作るときに使うプレス用の型を設計するところから、
完成した家具の梱包にいたるまでの作業を一貫して自社の工場で行っているのだそうです。
社内一貫生産なので、熟練した職人による高品質の商品を、安定して作ることができているんです。
アップライトには驚きの18年保証がついていますが、
このことからも品質に対しての誠実さや自負が感じられますね!

アップライトの製作には、「成形合板」という技術が使われています。
太い木材をそのまま切って使うのではなく、
1.5㎜程にうすーくスライスした木材(単板)を何枚も重ねて貼り合わせたもの(合板)を使うのです。
ちなみに、アップライトの合板は、ブナの木でできています。
ブナは水分が多く含まれている粘り強い木のため、曲げても簡単に折れません!
ブナ材
こんな風に曲がります。
そのため成形合板にとても適した木材なんです。

この合板を型にはめて圧力と熱をかけることで、美しい曲線のある家具を作ることが可能になります。
アップライトの脚の部分や、背中にぴったりフィットする絶妙な曲線はこの技術あってこそ!

では、アップライトがどんな風に作られているのか、写真とともにご紹介していきます。

まず最初に、仕入れた状態の大きな単板を、作る家具に合わせてカット。
単板
単板カット

カット後、見た目も美しく仕上がるよう、単板の表面を削って整えます。これを何枚も重ねて合板にしていきます。

高周波のプレス機に、作るパーツ専用の型を設置。
そこに接着剤で何枚も張り合わせた合板をはめて圧力と熱をかけます。
成形合板機械

10分ほどで、こんな風にぐにゃりと曲がった合板ができあがります。すごい。
成形合板後


この合板を家具のパーツの幅に合わせてカットし、今度はコンピュータ制御によるNC加工で細部を削っていきます。
NC加工

パーツを置いてスイッチを押すと自動的に精巧な仕事をこなす機械を見て、スタッフも「おぉ~」の声。
(写真は、アップライトの背板部分を加工しているところ。)

機械で加工をしたあとは、切り口のケバケバになっている部分を職人さんが研磨します。
作業をする職人さんの手早さにはほんとうに驚かされます……!

パーツが完成したら、塗装、乾燥の行程を経て張りの工程へ。
張り

座面の張り仕上げ。シート部分にウレタンを張り、その上にカバーをタッカー(ホッチキスのような道具)で止めていきます。

組立の工程。
組立

ここでやっと私たちの知っている姿のアップライトができあがります。
組立後アップライト

最後に検品。そして梱包・出荷。

こうして皆様のお手元へアップライトが届けられます!

今回、工場の皆さんの真摯な仕事ぶりを目の当たりにし、
丁寧に作られたアップライトの良さを、ますますしっかりお客様に伝えていきたいと思いました。

アップライトが気になる…というお客様、ぜひ一度Homey Room styleにいらっしゃってください!
ブログに書ききれなかったことも、たくさんお話させていただきます♪


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